バイオ工学科名古屋未来工科専門学校 NFTC

卒業後の主な活躍分野

研究所助手分野	製薬メーカーや化粧品・トイレタリーメーカーなどで研究助手として、新薬および新製品の開発や研究を行います。
農業技術分野	ユリ、キク、バラ、イネ、ミカン、メロンなど、遺伝子技術を活かして作物の生産開発や品質改良に取り組みます。
化粧品分析分野	化粧品メーカーや検査機関などで、安全性が問われる化粧品中に含まれる化学物質の検出検査に従事します。
発酵食品（食品加工）分野	味噌や醤油、ヨーグルト、清酒、ビールなど発酪食品の研究・開発、生産性の向上に貢献できます。
薬品分析分野	薬品をはじめ、食品中に含まれるさまざまな化学物質の検出検査のための研究助手として活躍できます。
医療機器メーカー分野	心電図や血圧計など、各種医療機器メーカーにおいて、新製品の開発、生産、保守管理を行います。
農林水産業分野	農業試験場や水産試験場、各種研究所などで、作物や養殖魚の品質改良のための研究開発に取り組みます。
環境測定分野	公的機関や環境コンサルタント会社などで、河川・港湾・大気中など、汚染物質の検出検査の研究助手に従事します。

遺伝子工学分野
バイオ技術操作法による新生産能力の向上。

生物（植物、微生物）中に含まれる選伝子(DNA)の存在を電気泳動法によって確認する知識や技術を習得し、植物組織培蓑法や細胞融合操作法のできるバイオ技術者を育成します。また、遺伝子や植物細胞などを操作しうる技術の基礎を確立し微生物や植物の生産能力を高めることができる力を育みます。

薬品分析分野
植物に存在する物質を抽出しそれを生かす方法をトータル的に学習。

薬品、化粧品、食品中に含まれる添加物質や保存剤およびカビ剤などの化学物質の成分抽出や検出の仕方などの知識や技術を習得し、薬品、化粧品、食品バイオ分野で活躍できる化学技術者を育成します。また、植物に存在する物質を抽出し、薬品、化粧品、食品の添加物質として使用ができるようトータル的に学習していきます。

環境公害分野
環境汚染問題を科学的に追求する環境スペシャリストをめざす。

各種河川水のよごれの原因を調査し、それを分析評価しその環境化学物質の含量や物質確認の仕方に関する知識および技術を習得し、環境バイオ分野で活躍できる技術者を育成します。さらに、環境汚染物質の発生する様子や環境汚染防止の方法をマスターし、住みやすい社会を取り戻すための学習を進めていきます。

薬品・食品・遺伝子・環境の先進的な分野での研究に従事できる技術を学ぶ。

これからの時代に活躍が期待されるバイオ技術についてはまだまだ、未知の部分が多い中、高度で専門的な知識が要求されます。
ます、生物や化学の基礎をしつかりと学び、実験·実習を通して応用技術を身につけていきます。

東海地区唯一のバイオ系学科で実力養成
甲種危険物取扱者試験の受験認定校

就職に直結した資格取得と実社会に役立つバイオ技術を体得。

1年次

まずは生物と化学の基礎的事項を習得
遺伝子バイオや環境分析バイオなどの基本となる有機化学を基礎から効率よく学んでいきます。今まで、触れたことのない実験器具や機材の操作方法、薬品などについても当然的確に使用できるよう実験を通して指導していき、バイオ技術者として社会で活躍するための、基礎的事項を学んでいきます。

2年次

実験を多く積んで操作技術をマスター
就職後の仕事を円滑に行うため、遺伝子や環境の技術について、実験を多く経験することにより、企業におけるバイオ操作技術を深めていきます。食品、薬品、環境など各種専門分野で活躍する人材になるため、操作技術は当然のこと、公害防止管理者試験をはじめ様々な資格取得についても力を入れております。

Navigator

大澤一煕さん（愛知県・衣台高校出身）

将来性のあるバイオ分野に興味があり体験入学に参加しました。授業で使用する実験室には、初めて見る実験器具や専門的な機材が揃っており、医療や食品、環境など幅広く学べる専門学校だと思い入学を決意しました。校外研修では、お酒の醸造工場や水処理センターなどへ行きましたが、実際の現場を間近で見ることでさらに興味が深まりました。これからも多くの資格にチャレンジしてバイオの知識を身につけ将来は以前から希望していた食品関係の仕事に就けるよう頑張ります。

チョコレートのヒット商品を生み出したい！夢に向かって勉強中です。詳しくは［スタディサプリ進路］へ

森　里騎さん　(三重県・久居高校出身)
中学、高校と理科の実験が好きで成績も良かったので将来の仕事として考えるようになりました。大学だと分野が限られるため幅広く学べるこの専門学校に入学しました。三重県松阪市から毎日通学していて入学当初は大変でしたが、学校が駅近くなので助かります。実験ではグループで協力してやるため団結力もつき、液体の微調整など熱中しました。最初の頃は器具の名称や計算などを覚えるのを頑張りました。校外研修では水処理センターや酒蔵など普段はなかなか見学することのできない場所にも行けるのとても興味深いです。将来は薬品系か食品系の仕事を希望しています。その夢に向かってまだまだ頑張ります。

カリキュラム　学科内容

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教育大要		甲種危険物取扱者、公害防止管理者及びバイオ技術者の各試験に合格できる実力と、生物・化学・薬品・食品・遺伝子・環境の先進的な分野で活躍できる人材を育成します。
	科目名	1年次		2年次		授業内容
	科目名	前期	後期	前期	後期	授業内容
総合科目	ビジネスマナーⅠ	●	●			社会人、企業人としての心得・礼儀作法、マナーについて学びます。
総合科目	ビジネスマナーⅡ			●	●	企業の研究、会社訪問、履歴書の書き方、就職試験対策等就職活動に必要な知識・マナーについて学びます。
専門科目	微生物学	●	●			人間と深く関係性のある顕微鏡で見ないとわからない微生物の種類や特徴、働き及び培養について知り、微生物の利用の可能性について学びます。
	生化学	●	●			タンパク質、糖、脂質等、様々な物質で構成されている生命体は、お互い関連しあって生体の秩序が保たれています。そこで起こる反応を化学の面から学びます。
	バイオ英語				●	生化学、細胞工学等の英文を理解し、化学英語の使い万や書き万について学びます。中級バイオ検定試験の取得にも活かします。
	環境工学Ⅰ	●	●			「公害防止管理者試験の水質4種（公害総論）（水質概論）」の合格を目指します。
	環境工学Ⅱ			●		「公害防止管理者試験の水質4種（汚水処理持論）」の合格を目指し2年間で全科目の合格を目指します。
	食品学	●	●			動植物性食品や調味料、チョコレート等、食品の加工について学びます。また、この食品の保存、食品の成分間反応、食中毒等について学び食品開発に活かします。
	基礎化学	●	●			地球上にある様々な物質は原子や分子の集合体です。そこで物質の構成や化学反応、酸化と還元等から化学が私たちの生活にどの様に影響しているかを学びます。
	危険物取扱者対策講座		●			危険物に関する法令、化学の基礎、危険物の性質と消火の方法等について学び、「危険物取扱者乙種第４類」の合格を目指します。
	毒物劇物取扱者対策講座	●				毒物及び劇物に関する法規、基礎化学、毒物劇物の貯蔵法・廃棄法等について学び、「毒物劇物取扱者試験」の合格を目指します。
	環境社会検定対策講座		●			地球と自然環境や環境問題との実態、食生活と環境の関係等について学び、「環境社会検定（ｅｃｏ検定）」の合格を目指します。
	植物組織培養学	●	●			植物の組織片を無菌的に切り取り培養させ生育させる技術について学び、これにより可能になる質の良い種苗、新品種の育成、無菌苗等の知識も同時に学びます。
	実験基礎	●				実験をはじめるための諸注意から実験に使用する器具の扱い方、試薬の使い方等をはじめ様々な実験の方法について学びます。
	遺伝子工学			●	●	核酸の構造と性質等といった基礎知識から細胞融合や遺伝子導入といった生物の自然な生育過程では起こらない遺伝子を人工的に操作する知識等を学びます。
	分子生物学			●	●	核酸のうちのＤＮＡがもつ遺伝子情報がたんぱく質と合成し、成長、代謝、生殖等といった生物特有の現象にどの様に関係するのかを学びます。
	中級バイオ技術者対策講座				●	生化学、微生物学、分子生物学等の知識や実験を安全に実施する能力を評価する「中級バイオ技術者認定試験」の合格を目指します。
	甲種危険物取扱者対策講座			●	●	危険物の性質、火災予防、消火の方法等を学び、全ての危険物が取り扱える「甲種危険物取扱者試験」の合格を目指します。当校履修科目の受講により受験可能。
	有機化学			●	●	人間をはじめ生物や医薬品、衣類等周辺に存在する多くの有機化合物の構造や特性について学び有機合成により新しい有機化合物を作り出す可能性を追求します。
	発酵醸造学			●	●	お酒、パン、味噌といった食品だけでなく近年は洗剤、燃料、医薬品等様々な所で微生物を用いた発酵が利用されており、ここでは今後の活用方法を学びます。
	登録販売者対策講座			●		薬局やドラッグストアで一般用医薬品の販売をするために医薬品に関する基礎知識や医薬品とその作用等について学び登録販売者の合格を目指します。
	環境分析実験	●	●			地球環境の悪化に直接関係のある汚染物質の検出法や分析技術実験を通して身に付け環境分析技術を高めます。
	食品分析実験	●	●			食品成分の分析や食品添加物の定量と行ったり、実際に食品を作り加工の仕方も学んでいきます。そこで食品開発や食品検査の知識や技術を身につけます。
	バイオテクノロジー実験Ⅰ	●	●			微生物や植物の種類によって培地や培養方法が異なります。そこで実験を通しながら培地の作成や無菌操作法を学びます。
	バイオテクノロジー実験Ⅱ			●	●	植物の組織片を切り取り成長、増殖させる茎頂培養や酵素等で細胞壁を分解し電気的な刺激を与えプロトプラスト同士を融合させる細胞融合法について学びます。
	環境公害実験			●	●	地球の環境を守るための知識・技術として有機物質の測定法や水質汚水処理の方法等を学びます。
	生化学実験			●	●	糖質、たんばく質、脂質等で構成されている生命の構造や性質を実験を通して学びます。
	オフィスアプリケーション実習I	●	●			Word・Excelによる各検定3-2級の合格に必要な文書作成技術および情報処理技術について学びます。
	オフィスアプリケーション実習Ⅱ			●	●	Word・Excelによる各検定2-1級以上の合格に必要な文書作成技術および情報処理技術、プレゼンテーション技術について学びます。

※カリキュラムは一部変更になる場合があります。

目標とするライセンス

資格試験の種類	1年次	2年次	試験実施月	試験会場
公害防止管理者試験（水質）	4-1種	4-1種	10月	部外
バイオ技術者認定試験		中・上級	12月	当校
毒物劇物取扱者試験	一般		8月	部外
eco検定	〇	〇	7、12月	部外
危険物取扱者試験	乙種	甲種	4、6、7、10、11月	部外
ビジネス能力検定	3級	2級	7、12月	当校
情報処理技能検定試験（表計算）	3~1級	2~1級	7、10、12、2月	当校
日本語ワープロ検定試験	3~1級	2~1級	7、10、12、2月	当校

時間割　2年生の例

時限	時間	月	火	水	木	金
1	09:00~ 10:30	環焼工学Ⅱ	中級バイオ検定	ビジネスマナ一Ⅱ	環境工学Ⅱ	生化学実験
2	10:40~ 12:10	環境工学Ⅱ	中級バイオ検定	バイオテクノロジ一実験Ⅱ	甲種危険物検定	生化学実験
3	13:00~ 14:30	有機化学	環焼公害実験	バイオテクノロジ一実験Ⅱ	遺伝子工学	オフィスアプリケーションⅡ
4	14:40~ 16:10	発酵醸造学	環境公害実験		分子生物学

名古屋未来工科専門学校 NFTC

学科

バイオ工学科

生命の最前線を探るバイオ技術者へ。